東京都市大学 エンタテイメントビジネス研究会は、エンタテイメント業界を体験することを目的としています。現在インターンシップは、採用選考の一部になっているか、時給がもらえない雑用バイトになっている可能性が高く、職業体験として企業が大学生に、体験学習をしてくれる状況では無くなっています。しかし大学生には、社会の不文律や、言語化されていない常識を知っておきたいというニーズがあります。
そこでエンタテイメントビジネス研究会は、こちらから社会に出ていって体験的に学ぶことを重視しています。エンタテイメント業界に限定した理由は、消費者のパラダイムシフトが起きているからです。
モノが売れる時代ではなくなり、コト消費が主役になりました。「推し活」や「旅行」「グルメ」など心理的豊かさを求めるようになりました。広義でのエンタテイメントには、食事も、散歩も、昼寝だって入ります。私たち大学生が興味ある、マンガやGAME、音楽、スポーツなどの業界で職業経験が出来たら、モチベーションも高く得られる事も多いと考えました。

J1クラブに対して、サポーターの消費意欲が高まるグッズを提案
商品の特徴やデザインだけではなく、製造可能な事業者を確認し、製造コストや最小生産数、販売価格、損益分岐点を計算します。年間の観客動員数やファンクラブ会員数などから、その商品の販売数予測を行い、粗利益まで算出して提案します。
企画が通れば、スグに商品化されるという、ワクワクまでついてくるPROJECTです。

PROJECTが成功すれば事業化も
エンタテイメントビジネス研究会では、「持ち込み企画」も歓迎しています。自分が「推し」ているエンタメに対して、「もっとこうして欲しい」「こんなビジネスなら成功しそう」など、学生の事業計画をサークルの仲間と議論を重ね、完成度を高めて「推し」の権利者やビジネス統括者に、ダイレクトに提案します。エンタメ業界経験の長いコーチが人脈を駆使して、提案出来るアポイントを段取りしてくれます。(不可能な事もあります)
提案の完成度を高めるために、データ分析を行ったり、経営学や会計学の知識を使わないと、イイ提案が出来ないため真面目に勉強します。

音楽フェスで来場者満足度向上を目的とした露店
有名アーティストが大勢出演する野外音楽フェスの主催者と、協力して小学生の子供達が楽しめるワークショップをする計画があります。CDが売れない時代になり音楽ビジネスの収益の柱となったフェスは、来場者が自由に音楽を楽しめる仕掛けが数多くあり、主催者側で参加することで勉強になることが多く存在します。好きなアーティストの演奏を聞くことも出来ますし、アーティストと話す機会もあります。きっと忘れられない大学生活の一部になるでしょう。

就職活動で必ず聞かれる「大学時代にチカラを入れたこと」(ガクチカ)として自信を持って話せるような内容のPROJECTばかりです。しかも有名なエンタメ業界での経験は、面接官に与えるインパクトは大きく印象に残る可能性が期待できます。
教室を飛び出し、現場でプロの方々と一緒に「見て」「聞いて」「感じて」刺激に満ちた時間を過ごします。その経験と、その日を迎えるために必要な学びが、エンタテイメントビジネス研究会の特徴です。